本音で語る日本の社会

日本で話題になっている、様々な最新テーマについて、本音で批判します。

コマツはIOTを先導する企業では無い

どうも。チュインです。

 

本日はちょっとした感想を述べようと思って書きました。

 

今日、NewsPicksというサイトから、以下の記事を読みました。

コマツ坂根正弘】私が90年代にIoT時代を予見できた理由

 

コマツ相談役の坂根正弘さんは、まだIoTという言葉もなかった1997年に、建機の居場所や燃料の残量をリアルタイムで伝えるシステムの開発を推進したことで有名だそうです。

 

コマツがIOT関連の技術をいち早く製品に取り組み、事業化に成功した話は割と有名でしょうし、上記の記事は有料記事なので、中身の転載は控えます。

 

ただ、上記の題名から気になったことが一つあります。

 

 本当に、IOTの時代を予見できた?

私はそれは違うと思います。

 

 コマツは様々な建設機械を作り続け、また、IT企業との提携などを通して

無人車両の開発を行ってきました。

 しかしです。

 

 IOTで本当に必要なものは、莫大なデータとそのデータから新しい法則などを

発見できるようなアルゴリズムが必要となります。いわゆる人工知能のような。

 

 考えてみてください。

今、世界中の莫大なデータを保有している企業はどこですか?コマツですか?

 

 違いますよね。

 

検索エンジンのグーグル、Eコマースのアマゾン、SNSFACEBOOKなどの

米国系IT企業です。

しかも、最近人工知能を搭載した囲碁ソフトのAlphaGoを開発したのはグーグルの子会社です。

 

 つまり、IOTの時代を切り開くための必須要件をどれも満たしていないのです。

コマツは。

 

 本当にIOTの時代がどういうものかを理解していたら、

 建設機械の無人化や、建設機械のみに起因したデータ収集のみに事業が限定されるはずがありません。IOTの時代を見越して、90年代から莫大なデータ収集とデータ解析アルゴリズムの開発に事業資金を投下したはずです。

 

 でも、そこまではしなかった。検索エンジンも、人工知能も、SNSも、今やIOTに必須の媒体になっているものに投資をしなかったのです。

 

 結局、彼の見たIOTは、コマツという1つの会社の延長線上で見たIOTに過ぎなかったのです。これを、果たしてIOT時代を予見したと言えるのか。

 

 経営者としての能力を疑うわけではありませんが、IOT時代を予見したというほどの人物ではないと思いますね。 

 

 本当のイノベーションは、本業かどうかに関わらず、本当に世界を変えるものだと

確信したのらば、その実現に向けて全力を取り組むことで、生み出されるもの。

 

 良くも悪くも、「モノ」中心の視野を持った日本的経営者の一人だということです。