本音で語る日本の社会

日本で話題になっている、様々な最新テーマについて、本音で批判します。

加計学園問題のどこが問題なのか。答えは、民主主義の根幹を揺るがしかねないから。

どうも。チュインです。

 

今回は加計学園問題の本質について解説していきます。

 

今、政治の世界では上記の加計学園問題で大きく揺れています。

具体的には、学校法人加計学園愛媛県今治市における 岡山理科大学獣医学部新設を計画をめぐり、内閣府文部科学省に圧力を掛けてい たとされる問題である(wikiより)

 

中には、この問題に関して、どこが問題なのかと批判する人がいます。

他に重要な政治案件がたくさんあるのに、なんでこの程度の問題に固執するのかと。

 

そもそも、内閣が役所に指示をするのは当たり前で、その当たり前の過程の中で

行われたものなのに、どこがいけないんだ!という意見ですね。

 

しかし、この反論はまったくの見当違いになります。

この問題の本質が理解できていない理由は、そもそも民主主義の精神が

本当の意味でわかっていないからです。

 

民主主義とは、国民が主権者であります。

そして、役所は国民の公僕として働くことが義務付けられています。

つまり、役所は国民に対して、最大限のサービスを公平に行うことが求められます。

もちろん、予算などの制約はありますが、基本的に特定の国民を優遇するようなことは

してはいけないのです。

ましてや、政治の中枢である内閣府が特定の個人のために、便宜を図るということは

ありえないことなのです。

 

特に、獣医学部新設のような、公共財の創出は国民一般に影響する事案であり、

その公共財の創出にあたっては、国民への利益を基準に判断しないといけません。

間違っても、「身近な人」のために便宜を図ることというのは、許されません。

 

特定の個人の利益のために政治家が圧力を加えることというのは、

基本的に独裁主義と変わりません。

国民一般への利益最大化のために、政治家が動いたわけではなくなるからです。

 

だからこそ、野党は、他の法案の審議を遅らせても、この問題の解明に

力を入れるわけです。その審議の方法は別にしてもです。

 

他のどのような法案も、民主主義の根幹を崩しかねない加計学園問題には、

遠く及ばないということです。

 

この基本的な原理がわからないというのは、

民主主義のために戦った経験がそもそも日本人には無いのが原因です。

そもそも、民主主義はアメリカによってもたらされた思想であり、

日本が自主的に勝ち取った思想ではありません。

だからこそ、日本人は民主主義の価値がわからず、ただ単に法律を守ればいいという、

表面的な法治主義に価値を置くことになります。

 

つまり、何のために法律があり、その法律は民主主義の精神とどう関係するのかが

感性としてわかっていないのが最大な問題です。

 

まぁ、今の野党がそこをわかっているからこそ、与党を批判しているかについては、

疑問符が付きますが。